第II部 国土交通行政の動向 |
○信濃川中流域では、平成13年度に引き続き全国に先駆けて、水利権の許可期限到来に先立って、夏期の水温上昇の防止、秋期のサケの遡上に配慮した維持流量の増量を行う試験放流を実施している。
○岐阜県神通川水系の小鳥川ダムの副ダムに流入する月ヶ瀬谷の取水堰堤において、全国で初めて、自然流況に近い放流(堰堤への流入量の約5割)を実施している。 ○石川県手取川の手取川ダム、宮城県名取川の釜房ダムでは、需要の発生していない既存ダム容量を活用した放流により、下流で著しく流量の減少する区間の環境改善を図っている。 |
前の項目に戻る | 次の項目に進む |