第II部 国土交通行政の動向 

3.鉄道騒音対策

 新幹線の騒音対策については、防音壁の嵩上げ、パンタカバーの設置、レールの削正等によって音の発生そのものを抑える音源対策が行われ、音源対策のみで環境基準の達成が困難な場合には、家屋の防音工事が行われている。
 また、在来線の騒音については、騒音のレベルが新線建設の場合には一定の値以下になるよう、既設路線の大規模改良の場合には改良前より改善されるよう指針(注)が定められており、対策が講じられている。



(注)「在来線鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策指針」による。

 

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