第II部 国土交通行政の動向 

(3)地方中枢都市における先進的で個性ある都市づくり

1)人と環境を重視した都心づくり 〜札幌〜
 学識経験者、民間有識者等からなる「都心交通計画策定委員会」及び「緑を感じる街並み形成計画策定委員会」を受け、歩いて暮らせる豊かで快適な都心の創造に向け、札幌駅前通の地下歩行空間整備や創成川通の環境整備等を検討し、今後計画の策定を予定している。

2)緑美しい都市の実現 〜仙台〜
 国土交通省、宮城県、仙台市等からなる「緑美しい杜の都推進協議会」において、公共交通機関の利用促進等、都心部の自動車交通量の削減とともに、緑を創出するための広幅員道路空間再構成の早期実現化に向け、交通需要管理施策、段階的な車線運用などについて検討中である。また平成15年11月に、車線数減少による交通への影響を検証する社会実験を実施した。

3)水の都の再生 〜広島〜
 国土交通省、広島県、広島市等からなる「水の都ひろしま推進協議会」において、平成15年10月に、魅力的な水都文化の形成等を内容とする「水の都ひろしま」構想の実現化を促進するための実施計画である「水の都ひろしま」推進計画を策定した。

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む