第II部 国土交通行政の動向 

2.都市公園等の整備

(1)都市公園等の整備の現状

 都市公園等は、都市の緑の骨格として、豊かな居住環境の形成、レクリエーション活動の充足や都市の自然的環境の保全・創出等の国民の多様なニーズに対応するための基幹的な施設であり、1)避難地等となる防災公園等の整備による安全で安心できる都市づくり、2)少子・高齢化に対応した人にやさしく安心なコミュニティの拠点づくり、3)循環型社会の構築・地球環境問題への対応に資する良好な自然的環境の保全・創出、4)地域の個性を活かした観光振興や地域間の交流・連携のための拠点づくり等に重点を置き、国営公園、防災公園、自然再生緑地等の整備や古都及び緑地の保全を、効率的かつ計画的に実施している。
 平成14年度末現在では、都市公園等整備状況は、箇所数84,994箇所、面積100,968haとなっており、一人当たり都市公園等面積は約8.5m2となっている。

 

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