第II部 国土交通行政の動向 

(2)テクノスーパーライナー(TSL)の事業化促進

 テクノスーパーライナーは、運輸省(当時)の支援の下、平成元年度から7年度にかけて、1)最高速力50ノット(時速93km)、2)高い積載能力、及び3)優れた耐航性能、を目標に開発された画期的な超高速船であり、高速性、効率性及び利便性向上等、海上交通ネットワークの高度化に資するものである。また、15年1月に造船契約及び用船契約が締結され、17年春の小笠原航路への就航に向け、現在建造が進められている。国土交通省としても就航に向け、必要な環境整備に取り組んでいるところである。

 
図表II-6-2-14 小笠原TSL

小笠原ティーエスエルは、時速約70キロメートルで東京小笠原間の航海時間は、現在運航中のおがさわら丸と比較して約9.5時間短縮でき、年間に92便を予定している。
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