第II部 国土交通行政の動向 

コラム・事例 季節予報における確率情報の充実

 気象庁では、季節予報(1か月予報、3か月予報、暖候期・寒候期予報)に確率表現を導入し、情報の充実を図っています。これは、気温、降水量、日照時間などについて、「平年並み」、「平年より高い(多い)」、「平年より低い(少ない)」となる確率をそれぞれ予報するものです。
 季節予報の確率情報は、これまでも農業、製造・販売業などの様々な社会活動に利用されており、今後、天候デリバティブなどの新しい金融商品の開発へ利用分野が拡大するなど、より広範な分野での活用が期待されます。
 最近では、スーパーコンピューターによる多数の予測結果のばらつき具合から確率を求めるアンサンブル数値予報の手法が開発され、季節予報における確率情報のさらなる充実が図られています。

 

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