第II部 国土交通行政の動向 

1.道路交通における安全対策

 平成15年の交通事故の死者数は46年ぶりに8,000人を下回ったが、死傷者数は過去最悪であった13年からほぼ同水準にあり、また、歩行中・自転車乗用中の死者数は全体の約4割を占めており、各種の対策が必要である。

 
図表II-7-3-1 交通事故件数及び死傷者数等の推移

平成15年の交通事故の死者は46年ぶりに8,000人を下回り、7,702人であったが、一方で死傷者数及び交通事故件数は昭和50年代中盤以降増加傾向にあり、平成15年の死傷者は1,189,133人、交通事故は947,993件であった。死傷者数は過去最悪であった平成13年からほぼ同水準にある。
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