3．奄美群島・小笠原諸島の振興開発

　奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発特別措置法に基づき策定された振興開発計画の下、これらの地域の特殊事情にかんがみ、広大な海域にまたがって亜熱帯地域に位置するなどの自然的・社会的な地域の特性や発展可能性を生かし、交流人口の拡大にも資するよう産業の振興や交通施設・生活環境等の基盤整備等を図るため、「奄美群島振興開発事業」及び「小笠原諸島振興開発事業」を実施している。なお、地域の主体的な振興開発を促進するとともに、その特性(魅力)を生かしつつ、ソフト・ハードの諸施策を総合的・戦略的に実施することにより、地域の自立的発展を図るため、両特別措置法を改正・延長する法律案を第159回国会に提出したところである。