第II部 国土交通行政の動向 

3 地域主導による資源の有効活用

 地域の創意工夫や民間活力が発揮されるよう、補助対象施設の目的外使用承認を柔軟に行っており、下水処理場建設用地の観光客用駐車場への一時使用等が認められている。
 また、公共空間の多目的利用を図るため、道頓堀川(大阪市)や太田川(広島市)等において、民間事業者等によるオープンカフェ、イベント施設等の利用が可能となるよう、河川敷地占用に係る特例措置を用いた社会実験を行っているほか、道路空間についても路上イベント等に係る占用の許可に関し、運用の弾力化を図っている。また、平成16年の「都市公園法」改正により公園施設の設置・管理について民間参入機会を拡大した。

 

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