第II部 国土交通行政の動向 

(3)貨物自動車運送事業の動向

 貨物自動車運送事業(トラック事業)の輸送トンキロは、近年、おおむね横這い(微増)の傾向にある。
 しかし、競争の激化による輸送単価の下落を反映し、貨物自動車運送事業全体の営業収入は減少傾向にあり、環境規制への対応等とも相まって、事業者を取り巻く経営環境は非常に厳しい。

 
図表II-5-5-4 トラック輸送の動向

トラック輸送は、輸送トンキロベースで、自家用が平成8年度以降減少する一方、営業用は平成9年度以降増加している。また、営業収入は平成9年以降減少を続けてきたが、平成14年度は増加に転じた。
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