第II部 国土交通行政の動向 

(6)公共土木施設の災害復旧

 平成16年は、新潟・福島豪雨、福井豪雨による被害のほか、台風第23号をはじめとする10個の台風が上陸したうえ、新潟県中越地震が発生するなど、全国で約5万3千箇所、約1兆1千億円の国土交通省所管施設の被害が発生しており、阪神・淡路大震災のあった平成7年以来の大被害となった。
 これらの自然災害による道路、河川等の被害について、国土交通省としても、被災直後より現地に災害査定官を派遣し、迅速な応急工事を支援するなどの措置を講じている。また、再度災害を防止するため、復旧事業を実施する際、必要に応じて災害復旧事業と連携した機能の改良を実施することにより、効率的かつ効果的な災害復旧に努めている。

 

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