第II部 国土交通行政の動向 

(2)下水汚泥の減量化、リサイクルの推進

 下水汚泥については、脱水・焼却等による減量化、建設資材化等によるリサイクルを促進している(平成15年度リサイクル率64%)。下水汚泥の発生量は今後も増加が見込まれるため、集約的に汚泥を処理する流域下水汚泥処理事業や、他のバイオマスとの共同処理の推進等により、処理の効率化を図っている。また、汚泥の処理過程で発生する消化ガスの発電利用などのエネルギー利用も進めている。さらに、下水汚泥リサイクルのより一層の推進及びさらなる技術革新のため、下水汚泥資源化・先端技術誘導プロジェクト(LOTUS Project)を推進している。

 

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