第II部 国土交通行政の動向 

(3)廃棄物海面処分場の確保

 深刻化する廃棄物処理問題に対応するため、港湾の適正な開発、利用及び保全との十分な整合性の確保を図りつつ、海面処分場の整備を行うことにより、適正な減量化・リサイクルを行った上でもなお、埋立処分が必要となっている廃棄物を受け入れている。特に、地方公共団体等が個々に最終処分場を確保することが困難な状況にある大阪湾では、2府4県195市町村を対象とした広域処分場の整備(大阪湾フェニックス計画)を推進している。また、首都圏の建設発生土について、港湾工事等での広域利用により有効活用を促進するスーパーフェニックス事業を推進している。

 

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