第II部 国土交通行政の動向 

6 建設施工における環境対策

 建設施工が大気環境に与える負荷の低減等を目的に、排出ガス基準値を満足した建設機械を排出ガス対策型建設機械として指定し、国土交通省直轄工事では使用原則化を図るほか、取得時の融資制度を措置し、その普及促進に努めている。また、これまで未規制であった公道を走行しない建設機械等の特殊自動車に対する排出ガス規制を新たに行うため、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律案」を第162回国会に提出した。同様に、建設工事に伴う騒音、振動の発生低減等を目的に、低騒音型・低振動型建設機械を指定し、その普及促進に努めている。
 また、建設現場から排出されるCO2削減を目的として、省エネ運転方法の普及、低燃費型建設機械の普及促進策を検討している。

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む