第II部 国土交通行政の動向 

コラム・事例
広域的な公共交通利用転換に関する実証実験(エコモーション神戸)

 神戸市では、マイカーから鉄道・バスへの利用転換の促進による環境負荷の軽減と街の活性化を目指して、学識経験者、商業者、NPO、交通事業者等で構成される神戸市TDM研究会が中心となり、平成15年10月より、「広域的な公共交通利用転換に関する実証実験(エコモーション神戸)」を実施しています。
 エコモーション神戸では、土日祝日等に大人が同伴する小学生以下の市バス・地下鉄等の料金を無料にする『エコファミリー制度』(平成15年10月〜16年11月の利用者の累計:約119万人)や、公共交通機関を利用して提携先の商店街・デパート・ホテル等を訪れた人に飲食・買物料金の割引、施設入場料の無料化等の様々なサービスを提供する『エコショッピング制度』(16年7月〜11月末までの利用者の累計:約9,000人)等を実施しています。

 


 エコファミリー制度の利用者は着実に増加しており、地下鉄・北神急行電鉄の休日1日当たりの総乗車人員が実験前(平成14年10月〜15年6月)に比べ実験中(15年10月〜16年6月)は約4,000人増加するなどの成果が出ています。

 

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