第I部 安全・安心社会の確立に向けた国土交通行政の展開 

2 都市部における自然災害に対する脆弱性の高まり

 大規模地震発生の切迫性の高まりや施設能力を超える規模の集中豪雨の発生といった自然的状況にある中で、都市部においては、人口、資産、交通等が集中した結果、自然災害が発生した場合、都市特有の被害の様相を呈したり、被害規模が拡大するなど自然災害に対して脆弱な構造になっている。東京都を始めとする都市部は、我が国又は地域における中枢機能を担っており、“自然災害に対して強いまち”を構築していく必要がある。

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む