第II部 国土交通行政の動向 

4 航空事業の動向

(1)航空輸送の動向

 国内旅客輸送は、堅調に推移し、近年の厳しい経済状況の中でも増加傾向を維持していた。しかし、景気低迷等により平成16年度は15年度に引き続き減少となっている。
 国際旅客輸送は、平成15年3月以降、イラク戦争、SARSの流行による影響でアジア路線を中心に大幅に減少した。しかし、16年度に入り、イラク戦争及びSARSの影響を受ける前の水準まで回復している。

 
図表II-5-4-12 本邦航空会社の旅客数の推移

国内航空旅客数は、これまで堅調に推移し、増加傾向を維持していた。しかし、近年の景気低迷等により、平成16年度は9374万人となり、平成15年度に引き続き減少となっている。また、国際航空旅客数は、平成15年3月以降のイラク戦争、サーズの流行による影響で、アジア路線を中心に大幅に減少したが、平成16年度は1827万人と、平成15年3月以前の水準までに回復している。
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