第II部 国土交通行政の動向 

(3)廃棄物海面処分場の確保

 廃棄物処理問題への対応を図るため、港湾の適正な開発、利用及び保全との十分な整合を図りつつ、海面処分場整備を行い、適正な減量化・リサイクルを行った上でもなお埋立処分が必要な廃棄物を受け入れている。特に、地方公共団体等が個々に処分場を確保することが困難な状況にある大阪湾では、2府4県177市町村を対象とした広域処理場整備(大阪湾フェニックス計画)を推進している。また、首都圏の建設発生土については、港湾工事等での広域利用により有効活用するスーパーフェニックス事業を推進している。

 

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