第II部 国土交通行政の動向 

3 港湾行政のグリーン化

(1)今後の港湾環境政策の基本的な方向

 我が国の港湾が今後とも物流・産業・生活の場としての役割を担い、持続可能な発展を遂げていくためには、過去に劣化・喪失した自然環境を少しでも取り戻し、港湾のあらゆる機能について環境配慮の視点を取り入れることが重要である。
 平成6年に策定した「環境と共生する港湾-エコポート-」に代わり、17年3月に交通政策審議会より新たな港湾環境政策の基本方針として「今後の港湾環境政策の基本的な方向」が答申された。
 国土交通省では、同答申に従い、港湾の開発・利用と環境の保全・再生・創出を車の両輪として捉え、「港湾行政のグリーン化」を図っていく。

 

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