第II部 国土交通行政の動向 

(2)良好な環境の積極的な保全・再生・創出

 港湾整備に当たっては、過去に劣化・喪失してきた自然環境を可能な限り再生・創出していくことが重要である。
 このため、港湾整備で発生する浚渫(しゅんせつ)土砂等を有効活用した干潟造成や覆砂により、沿岸域の豊かな自然環境の保全・再生・創出に積極的に取り組んでいる。また、地域のニーズに則したにぎわいのある美しい港湾空間を形成するとともに、海に開かれた親水性を有し、自然環境と共生する緑地の整備に取り組んでいる。平成17年度には、尾道糸崎港、尼崎西宮芦屋港等において、浚渫土砂等を有効活用した干潟の造成や緑地の整備を行った。

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む