第1節 国土・社会資本の将来ビジョンの策定・推進 

2 第2次社会資本整備重点計画の策定

 社会資本整備重点計画は、従来の9つの事業分野別の計画を一本化し、国民から見た成果目標を明示するとともに、社会資本整備の改革の方針を決定するなど、社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に推進することを目的としており、第1次計画(計画期間は平成15年度から19年度)は15年に策定された。第2次計画(計画期間は20年度から24年度)は、社会資本整備審議会・交通政策審議会の提言、パブリックコメント、都道府県等の意見等を踏まえ、21年3月に閣議決定された。前計画からの主な改善ポイントは、「活力」の重視、ストック型社会への対応、「事業や施設間での連携による横断的指標」の充実等である。
 今後、現行計画において示される重点目標や各地方ブロックの状況変化、特性を踏まえつつ、地方ブロックごとに検討を行い、次期「地方ブロックの社会資本の重点整備方針」をとりまとめることとしている。

 

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