第4節 産業の活性化 

4 航空事業の動向と施策

 国内旅客輸送は、燃油価格高騰等の影響により、平成19年以降旅客数が減少している。また20年秋以降は世界的な景気の後退により、需要がさらに急速に落ち込んできており、航空会社において路線の廃止・減便が行われている。
 国際旅客輸送は、19年までは、ビジネス・観光需要ともに堅調に推移してきたが、20年前半は燃油価格の高騰により、また、同年秋以降は世界的な景気の後退により、国内旅客輸送と同じく需要が急速に落ち込んできており、航空会社において路線の廃止・減便が行われている。
 これに対し、国土交通省としては、国内線・国際線の航空ネットワークの維持・充実のために、着陸料の引き下げ、固定資産税の軽減措置等の支援措置を講じているところである。

 

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