第2節 観光立国の実現に向けた取組み

4 休暇改革の推進

 観光庁では旅行需要の創出に向け、休暇取得の促進に取り組んでいる。地域ぐるみの「家族の時間づくり」を目的として、企業における有給休暇取得促進と学校休業の柔軟な設定により、大人と子どもの休みのマッチングを行う「家族の時間づくりプロジェクト」について、平成24年度は全国15地域120校(23年度は10地域98校)において実施した。
 また、休暇を取得して外出や旅行等を楽しむことを積極的に促進し、休暇(オフ)を前向き(ポジティブ)にとらえて楽しむ「ポジティブ・オフ」運動を推進している。この運動は、休暇を取得しやすい職場環境を整えつつ、休暇を活用した外出・旅行等による経済活性化にも貢献し、長期的には、ワーク・ライフ・バランスや休暇を楽しむライフスタイルの実現を目的としており、内閣府、厚生労働省、経済産業省と共同して提唱・推進している。


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