第2節 第3次社会資本整備重点計画の推進
社会資本整備重点計画は、「社会資本整備重点計画法」に基づき、社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に推進するために策定する計画である。
平成24年8月に閣議決定した第3次社会資本整備重点計画(24〜28年度)では、厳しい財政状況等、様々な課題に対応するため、中長期的な社会資本整備のあるべき姿を提示した上で、「選択と集中」の基準を踏まえた4つの重点目標(「大規模又は広域的な災害リスクの低減」、「我が国産業・経済の基盤・国際競争力の強化」、「持続可能で活力ある国土・地域づくりの実現」、「社会資本の適確な維持管理・更新」)を設定し、真に必要な社会資本整備を着実に進めているところである。
また、計画の実効性を確保する方策としてフォローアップを行うこととしており、社会資本整備審議会・交通政策審議会交通体系分科会計画部会において、重点計画で掲げた目標の達成状況、事業・施策の実施状況の把握等を進めている。