第3節 社会資本整備の推進
社会資本整備重点計画は、「社会資本整備重点計画法」に基づき、社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に推進するために策定する計画である。
平成24年8月に閣議決定した第3次社会資本整備重点計画(24〜28年度)に基づき、社会資本整備を着実に進めているところである。現行計画策定後の社会資本整備を巡る状況の変化を踏まえつつ、インフラ老朽化、巨大地震、激甚化する気象災害、人口減少に伴う地方の疲弊、激化する国際競争といった切迫する危機への対応を図るため社会資本整備重点計画の見直しを行うこととしている。
見直しに当たっては、社会資本整備を巡る危機に適切に対応するため、防災・減災効果や中長期的に経済を成長させる効果等、社会資本のストック効果の最大化を図る効果的・効率的な社会資本整備を重視していくことが重要である。