コラム キッザニアに期待する未来の担い手育成
メキシコ発の職業・社会体験施設「キッザニア」が人気です。
日本では、2006年10月にオープンした「キッザニア東京」(東京都江東区)、2009年3月にオープンした「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)の2ヵ所あり、3歳〜15歳を対象としたエデュケーション(学び)とエンターテインメント(楽しさ)を合わせたエデュテインメント(楽しみながら学ぶこと)をコンセプトにしている施設です。
子ども向けの職業・社会体験施設といっても中身は本格的で、体験できる仕事やサービスは約100種類もあります。それぞれに大手企業がスポンサーに付き、アクティビティ(体験する仕事やサービス)の監修、制服や専門的な器具、工具の提供等を行っています。
例えば、地下鉄の運転士としての運転体験や、車両整備員、軌道作業員になっての作業体験や、住宅建築現場で大工としてお客様の要望に合った住宅を協力しながら完成させる体験等のアクティビティもあります(図表3-2-14、図表3-2-15)。