第I部 進行する地球温暖化とわたしたちのくらし〜地球温暖化対策に向けた国土交通行政の展開〜 

3 地球環境の把握に資する地理情報の表示

 国土地理院は、地球地図国際運営委員会(ISCGM)(注)の事務局として、全世界の陸地を対象に、地球環境の現状と変化を把握できる植生や土地利用等の地理的な情報を、統一された仕様によってわかりやすく表示する「地球地図」の作成を推進している。平成20年3月に、170ヵ国以上の地図作成機関等の協力のもと、国土地理院が中心となって「地球地図第1版」を取りまとめた。
 
地球地図データ(平成20年1月調製)

地球地図データ(平成20年1月調製)


(注)地球地図整備の方針決定とデータ整備の進捗管理を行うために、1996年(平成8年)に設立された国際組織。主要な17カ国の地図作成機関の長等で構成されており、設立当初より国土地理院がその事務局を務めている。

 

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