第II部 国土交通行政の動向 

6 建設施工における環境対策

 建設施工が大気環境に与える負荷の低減を目的に、公道を走行しない建設機械等の排出ガスを抑制する「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」による使用規制が開始されている。また、同法の規制対象外機種である発動発電機等についても、排出ガス対策型建設機械として指定し、国土交通省の工事で使用を推進しつつ、取得時の税制措置・融資制度を講じている。また、建設施工の騒音・振動対策として低騒音型・低振動型建設機械の指定・普及促進を図っている。
 さらに、建設施工分野のCO2削減を推進するため、燃料消費量の低減を図る建設機械をCO2排出低減建設機械に認定する制度を開始し、普及促進のために取得時の融資制度を講じている。

 

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