第II部 国土交通行政の動向 

1 ユビキタス技術を活用した場所情報システムの展開

 我が国の先進的なユビキタスネットワーク技術(注)を活用し、「いつでも、どこでも、だれでも」移動等に関する情報を入手でき、すべての人が安心して快適に移動することができる環境を構築する「自律移動支援プロジェクト」を推進している。平成19年度は、実用化に向けて、経路誘導に必要なデータ項目やサービス提供における官民ルールづくり等を進めるとともに、実証実験を全国8箇所で実施した。
 今後、官と民とが連携して自律移動支援システムの定常的サービス提供に向けた実証実験を実施し、定常的サービスの開始を目指すこととしている。
 
図表II-9-1-1 自律移動支援プロジェクト

図表II-9-1-1 自律移動支援プロジェクト


(注)あらゆる情報機器が広帯域ネットワークで結ばれることにより、「いつでも、どこでも、何でも、だれでもつながるネットワーク」(ユビキタスネットワーク)の利活用環境を形成する情報通信技術(ICT)

 

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