国土交通白書 2025
第2節 望ましい将来への展望
将来の人口減少及び高齢社会では、前述した未来の働き方、未来の省人化・省力化技術、未来のサービスに関する取組が国内外で普及し、わたしたちのサービスが維持されていく側面に焦点を当て、想定される暮らしの事例について、イラストを用いて表す。
(1)遠隔・自動施工
将来、土木分野に係る工事は遠隔または自動建機による施工が珍しくなくなり、現場に赴くことなくオフィスで建設機械を操縦し、施工における安全性が高まる。
(2)物流施設の自動化・機械化
将来、無人搬送車(AGV)や自動運転フォークリフトが普及し、物流施設内の荷役を無人で行うことができるようになる。
(3)自動物流道路
将来、高速道路や一般道路の道路空間等を用いて、24時間体制で荷物を運搬可能な自動物流道路が整備される。
(4)外国人材
将来、自動車整備の現場に限らず、バス・タクシー・トラック運転手、パイロット等様々な分野で外国人材が活躍するようになる。
(5)自動運転バス・自動運転タクシー
将来、自動運転化されたバス・タクシーが、需要に応じた様々な運行形態で運行されるようになる。
(6)ドローンによる輸送
将来、ドローンの安全性が更に向上し、まちなかでも各種輸送を担い、安全に貨物を輸送できるようになる。
(7)スクールバスの混乗
将来、スクールバスや社員送迎用のバスなど特定の用途に使用されるバスを混乗可能とするとともに、AIを活用した利用者の需要に合わせ、適切な運行ルートを設定する等、より効率よくバスを使用できるようになる。
(8)置き配
将来、宅配ボックス型や鍵付きの袋等、様々な形態の置き配設備が普及し、再配達の件数を大幅に削減できるようになる。
(9)貨客混載
将来、新たな高速輸送手段として新幹線、特急電車等で旅客とともに貨物も運搬されることが増え、朝とれた野菜や鮮魚を素早く消費地に運べるようになる。
(10)遠隔管制
将来、管制業務を1つの空港だけでなく、混在状況に応じて、複数の空港の管制も可能となり、より効率的な管制業務が可能となる。
(11)顔認証
将来、空港に限らず、様々な場所で、顔認証による個人認証が行われるようになり、チケットやスマートフォン等を提示しなくとも搭乗手続等を行うことができるようになる。
※1遠隔・自動施工、※2物流施設の自動化・機械化、※3自動物流道路、※4外国人材、※5自動運転バス・自動運転タクシー、※6ドローンによる輸送、※7スクールバスの混乗、※8置き配、※9貨客混載、※10遠隔管制、※11顔認証