国土交通白書 2025
第2節 デジタル技術の活用によるイノベーションの推進
■10 まちづくりDXの推進
(1)スマートシティの推進
先進的技術や、官民データをまちづくりに取り込み、地域の抱える課題解決、新たな価値の創出を図るスマートシティについて、国土交通省においては、「スマートシティモデルプロジェクト」として、令和元年度より全国の牽引役となる先駆的な取組について、都市サービスの導入に向けた実証実験への支援を行っている。
令和6年度は「スマートシティ実装化支援事業」として13地区を選定し、実証事業の支援を行った。また、令和6年度に設立した「デジタル情報活用推進コミッティ」における議論を通じて、スマートシティ等の産官学連携を促進するなど、スマートシティのもたらす効果の最大化を一層推進していく。
(2)3D都市モデル(PLATEAU)
国土交通省ではこれまで、地方公共団体に対する補助制度等により、全国約250都市で3D都市モデルを整備し、さらに100件以上の多様な分野におけるユースケース開発に取り組んできた。令和6年度は、地下構造物の作成や実証を行うなど「建築・都市のDX」を進めたほか、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化が自律的に発展していく「PLATEAUエコシステム」の構築を目指し、地域ハッカソンへの支援、人材育成、PLATEAUコンソーシアムを通じた産学官連携の促進等を実施した。また、国際標準化団体Open Geospatial Consortiumへの加入や東南アジアにおけるデータ整備等を通じた国際展開にも取り組んだ。今後も整備・活用・オープンデータ化の取組を一層推進し、サービス創出や社会変革を促す。




