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第１節で述べたような課題に対して、運輸省では、「安全かつ低廉で利便性の高い交通運輸サービスの提供」を図ることを目標として、種々の施策を講じてきている。
特に、規制緩和については、政府全体としての規制緩和推進計画に基づいて計画的に推進しているもので、行政改革、経済構造改革の主要な柱でもあるので、本節１で、その実施状況と効果についてみてみることとする。また、鉄道、空港、港湾等の運輸関係社会資本は、国際、国内にわたる運輸活動の基盤となり、国民生活と経済活動を支えるうえで極めて大きな役割を果たしているものであるので、本節２で、その整備状況と効果についてみてみる。
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