運輸省では、高齢者・障害者等のために安全かつ身体的負担の少ないモビリティの確保、利用者の快適性・利便性の向上等の観点から、より快適で利便性の高い駅施設や車両が整備されるよう鉄道事業者を指導している。
駅のエレベーター及びエスカレーターの設置については、整備指針の策定、(財)交通アメニティ推進機構を通じての助成等の措置により整備促進を図っており、8年度末のエレベーター設置駅数が536駅、エスカレーター設置駅数が1,052駅と、着実に整備が進められている。また、建設省と連携して、駅前、駅内におけるバリアフリー化等歩行空間を改善するための「駅内外歩行者快適化作戦」を推移しており、9年10月現在小倉駅等5地区をモデル地区に指定している。
車両の冷房化については、JR6社が97.0%、大手民鉄及び営団が99.3%となり、ほぼ冷房化が達成された。中小民鉄においても78.6%となり、着実に冷房化が進んでいる。また、車椅子スペース、優先席、次駅案内表示、身障者用トイレ等の整備や車内ラジオ受信設備の設置、眺望の良い大型の窓の採用等も進められている。