3 効率的・効果的な港湾整備の推進


(1) 投資の重点化

 国際化への対応、高コスト構造の是正を図るため、以下の3つの側面から重点化を推進し投資効果を高める。

 (ア) 施策面での重点化

 (イ) 施設の拠点的な配置面での重点化

 (ウ) 事業面での重点化

(2) 費用対効果分析の実施

 効率的・効果的な事業実施に加え、整備の客観性・透明性の確保のため、投資の意義の再確認を行う観点から、新規の大規模プロジェクトについては定量的な費用対効果分析を行い、その結果等により事業実施の是非を判断するとともに、分析結果を公表する。

(3) 港湾関係事業における建設コスト縮減施策の推進

 9年4月に策定された「公共工事コスト縮減対策に関する政府の行動指針」及び「運輸行動計画」を受け、港湾関係事業においても、1)計画・設計等の見直し、2)工事発注の効率化等、3)工事構成要素のコスト縮減、4)工事実施段階での合理化・規制緩和等4分野19施策について、より具体的な取組みを明確にすべく「港湾関係公共工事コスト縮減対策に関する実行計画」をとりまとめた。9年度から11年度までの3年間の取組みによって数値目標(実行計画全体の取組みにより少なくとも10%以上の縮減)の達成を図ることとしている。

(4) 港湾、空港、道路の一体的整備の推進

 運輸省と建設省が連携し、国際交流の促進や地域活性化のための地域の取組みを支援するため、国際化への対応や高コスト構造是正に資する港湾、空港、道路ネットワーク等の総合的な整備を計画的・重点的に推進する。
 なお、9年度は、北部九州、新潟等13地域で実施する。

(5) 既存ストックの有効活用

 厳しい財政事情の中で、効果的な投資と投資効果の早期実現を図るため、利用効率の一層の向上や空間の再活用を図る。

 (ア) 遊休化した民間・公社所有施設の有効活用

 (イ) 既存コンテナターミナルの改良による大水深化・高規格化・耐震化

 (ウ) 港湾の再開発


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