オムニバスタウン構想の推進(9.4〜)
バスは、マイカーに比べ一度に多くの人を輸送することができる効率的な輸送機関であり、自動車事故の増加、道路交通渋滞、自動車排出ガスによる環境悪化といった現代のまちが抱える問題を解決するためには、「バスを交通の中心とするまちづくり」という新しい発想で取組むことが求められている。
すなわち、バス専用レーンを設置しバスの定時性を確保する、まちの郊外部でマイカーからバスに乗り換えてまちの中心部にアクセスする(パークアンドバスライド)、歩行者天国とバスを組み合わせる(トランジットモール)等の対策を総合的に推進する必要がある。
運輸省では、警察庁及び建設省と連携して、市町村が主体となってバスを交通の中心とするまちづくりに取組む市町村を支援するオムニバスタウン構想を平成9年度から推進している。
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