2 トラック輸送の現状と課題


(1) トラック輸送の現状と課題

 トラック輸送は、その利便性・機動性の良さから我が国の物流全体の5割強(平成8年度・トンキロベース)を占める等物流の中核を担っており、貨物運送事業用自動車の占める割合は年々増加傾向にある。 
 しかしながら、貨物運送事業を取り巻く環境は、近年、燃料価格・高速道路料金の値上げ、利用者ニーズの高度化・多様化による輸送コストの上昇、交通渋滞、騒音・NOxに代表される都市環境問題、CO2を中心とした地球温暖化問題及び運転手の高齢化、労働時間の短縮等多くの課題を抱えており、迅速かつ積極的な対応が求められている。

(2) トラック輸送を巡る諸課題への取組み


前へ戻る 表紙へ戻る 目次へ戻る