(1) 自動車からの排出ガス対策
自動車排出ガス規制については、車種に対し順次強化してきたところであり、平成9年11月の中央環境審議会答申に基づくガソリン・LPG車の規制強化等について、本年中に道路運送車両の保安基準を改正し、一酸化炭素、炭化水素及び窒素酸化物等の一層の低減を内容とする12年規制から順次実施することとしている。
また、自動車排出ガス対策及び省・代替エネルギー対策の観点から、低公害車(メタノール自動車、ハイブリッド自動車、圧縮天然ガス自動車、電気自動車等)の普及も重要な課題であり、これらについて必要な技術上の基準等の整備を行い、普及を図ることとしている。
(2) 自動車騒音対策
自動車騒音規制については順次強化してきており、7年2月の中央環境審議会答申等に基づく乗用車(乗車定員7人以上)、貨物車(軽量車)、ボンネットバン型軽貨物車の規制強化について、9年12月に道路運送車両の保安基準を改正し、定常走行騒音、加速走行騒音及び近接排気騒音の一層の低減を内容とする11年規制として実施することとしている。
(3) 自動車燃費向上対策
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