1 情報化社会の進展の状況
情報通信技術の発達等に伴い、コンピュータのネットワーク化や大型汎用機からパソコンへのダウンサイジング化、情報のオープン化等が急速に進み、情報通信インフラについても、光ファイバ網の整備など、今後の通信容量の増大に備えた基盤が形成されつつある。
このような背景のもと、家庭におけるパソコン、携帯情報端末(PDA)といった情報通信機器の普及が急速に進む傾向にあり、これらを活用したサービスの利用者も個人、企業共に増加している。
2 都市部における情報化基盤整備の現状
都市部においては交通需要も多く、稠密な交通ネットワークを安全・効率的でかつ、利便性の高いものとして機能させるため、情報化に対するニーズはとりわけ高く、従来より各運輸企業は情報化への取り組みを着実に進めてきており、また、一般家庭においてもインターネットが普及する等情報化社会の基盤整備が進んでいる。
3 今後の動向
パソコンや携帯電話等の情報通信機器やインターネットの普及等は今後ますます進んでいくことが予想され、都市部では着実に情報化の基盤整備が進んでいるが、今後さらに情報通信技術が発達し、インターネット上でのセキュリティの向上が図られること等により、様々な分野において電子商取引が活発化すると考えられる。
このような動向を踏まえつつ、情報通信技術を活用したさらに高度な施策を運輸分野においても講じていく必要がある。
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