3 交通安全教育訓練の普及徹底
道路交通事故による死亡者を運行者,同乗者,公衆(歩行者等)などに大別して見ると 〔I−6−7表〕のとおりであり,その人的原因としては運行者によるものが最も多いのはもちろんであるが,信号無視,路上遊戯等公衆の不注意によるものも決して少なくない。今や交通戦争という言葉があるように常に交通災害の危険にさらされている現状にあつては,従来,警察等一部関係者のみに任されていた交通安全教育を,全国民的規模に広め,家庭教育,地域社会教育等を通じ計画的にかつ粘り強く推進されなければならないのである。
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