第4節 運賃・料金の動向
最近,数カ年間の物価動向をみると,卸売物価はほぼ安定した動きをみせているものの,消費者物価が毎年6.0%前後上昇しており,昭和39年度においても対前年度比4.8%(全都市)の上昇を示している。こうした背景から,公共料金である運賃料金の動向も大きな注目をあつめ,その改訂をめぐつて賛否さまざまの論議がなされている。本節ではこうした運賃料金問題に焦点をあて,その改訂実態および背景,物価に及ぼす影響等について述べることとする。