2 民営鉄道の貨物輸送


  昭和39年度の貨物輸送量は 〔I−(I)−3表〕のとおりであつたが輸送トン数では51,800千トンで対前年度比109.9%であり,トンキロでは1,005百万トンキロで対前年度比103.7%であつた。

  39年夏の主要品目別輸送量で38年度に比して増加率の大きいものは,鉱産品のうち石炭,鉄鉱,金属機械工業品,及び化学工業品で,これは北海道地区の石炭,岡山地区の鉄鉱,京浜葉地区の金属機械工業品,化学工業品の増送が主たる原因と思われる。
  また,39年度の貨物1トン平均輸送キロは19.3キロで前年度に比して1.2キロ減少したが,この原因は営業キロの短かい臨海鉄道の輸送量の増加によるものである。


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