2 不定期船


  40年のわが国不定期貨物船の月平均就航船腹量は,専用船194万重量トン,一般不定期船244万重量トン,計438万重量トンでわが国商船隊の34.4%を占め,前年に比べると尊用船は,40万重量トン,一般不定期船は,23万重量トン増加した。就航地域をみると,一般不定期船は主として近海または北米西岸,専用船は北米,南米,オーストラリア,アフリ力などの遠洋区域に就航している。
  これら不定期船による40年の輸送量は,3,719万トンで対前年比7%の増加を示したが,40年のわが国の乾貨物輸入量は,1億1.026万トン(前年比12.1%の増加)にのぼり,この結果,不定期貨物船の主活動分野である輸入乾貨物積取比率は,38.3%と前年より3.1%低下した。
  しかしながら輸送量の増加と,運賃市況の好調なことにより,不定期貨物船の運賃収入は,880億円となつて前年より55億円の増収を示した。
  以上のように,わが国不定期貨物船は,年々活動分野を拡大しているが,主として専用船の拡充が中心であり,これに対してスポット輸送の分野では,一般不定期船船腹は,80万重量トン前後にとどまり,貿易量の伸長とともに不足が目立つている。そのため40年には月平均200万重量トンに及ぶ貨物船の外国用船を余儀なくされ,これによる外貨支払額は9,100万ドルに達している。


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