2 輸出の振興
今日,わが国造船関連工業製品のかたりのものが間接輸出され,これに伴い,海外でのアフターサービスの必要性がますます増大しでおり,アフターサービス体制の充実(海外代理店との業務提携,海外駐在員の派遣等)の必要性がさけばれているが,ここ1,2年の間に一部の企業ではあるが,中小企業のなかにも海外に連絡事務所を設置するメーカーが出てきたことは注目に値する。一般に関連工業製品の輸出は商社に大きく依存しているため最終需要者との接触が不十分のぎらいがあり,今後単体輸出を伸ばすためには,メーカー自身が海外に直接進出する必要がある。
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