1 有料休憩所観光旅行を快適ならしめるものとして休憩施設がある。とくに近時,自動車による観光旅行が盛んになつてきたため,休憩施設の必要性は増大しつつある。このうちとくに,洋式便所を中心とする外客向け休憩施設の不足が目だつており,このため運輸省では,昭和38年度から地方公共団体に補助金を交付して,男女別の洋式便所を生体とし,洗面設備,休憩室等を備えた有料休憩所を整備しており,40年度には13カ所,41年度には国際観光ルート上の要所に15カ所の建設を行なつている。これらの地域別分布を国際観光地別にみると, 〔IV−39表〕のとおりである。
|