1 昭和42年の港湾の利用状況


  42年の全国港湾取扱貨物量は 〔II−(III)−8表〕に示すように,前年より1億7,700万トン増(対前年比19%増)の11億1,500万トン(暫定値)に達し41年の伸び1億3,000万トン(対前年比16%増)を上回り,過去5カ年間の平均伸び率14.8%をもはるかに上回るものと予想される。このような急激な増加傾向は輸入量(対前年比26%増)と内国貨物量(対前年比17%増)の増加によつて現われたものであり,一方輸出量の伸びは前年をさらに下回り6%にとどまるものと予想される。


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