港湾運送事業の運賃料金体系の合理化については,42年4月に港湾審議会に諮問が発せられ,これに対し,43年9月に答申が行なわれこの中で運賃料金体系の基本的性格は,明確,簡素かつ現実的なものでなければならないこと,その他標準原価の算定に関する主要事項等が明らかにされた。この答申の内容に沿つて行なわれた料金改訂申請が43年11月16日付けをもつて認可され,これにより運賃料金体系の合理化と料金額の適正化が行なわれた。