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3 経営状況
ホテルの経営状況についてまずその経営規模をみると,昭和43年12月末現在,個人経営2.7%,資本金5,000万円未満の会社19.0%,5,000万円を越える会社17.8%となつており,他の企業に比し,一般的には大規模であるといえる。
主要ホテルの資産構成比率をみると,総資産のなかで固定資産の占める割合は87.9%となつており,全産業の45.0%と比較して著しく高いが,これはホテル業が客室を主体とした固定資産を中心とする産業であるためである。また,資本構成比率をみると,全国平均では資本の占める割合は20.8%,負債の占める割合は79.2%となつている。資本のうち純利益についてみると地域別客室利用を反映して,京浜地区の好調が目立つている。
主要ホテルの収入の状況は全国平均では食事料37.5%,室料25.4%,飲物料10.2%となつている。地区別にみると,リゾート地区は他地区に比較して附帯事業収入が15.4%と高い比率を示している。
一方,支出面では,管理費および営業費57.5%,食事材料費15.6%が主たるもので,うち人件費の占める割合は24.0%,また支払利息の占める割合は10.9%となつている。
ホテルの収益関係比率の推移をみると, 〔IV−26表〕のとおり,昭和39年以降毎年利益率は低下しており,ホテル経営は苦しい立場におかれていたが,昭和42年度においてはやや改善の兆しがうかがえる。
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