2 山陽新幹線
山陽新幹線大阪・博多間(約560キロ)の建設については,新大阪・岡山間(約160キロ)の用地買収も阪神地区の一部を除き殆んど完了し,高架橋,橋りよう,ずい道,路盤工事について全工区にわたり工事に着手しており,47年4月開業が予定されている。また岡山,博多間(約400キロ)も,50年4月開業を目途に45年2月工事に着手した。
なお,新大阪・博多間の総工事費は約6,800億円を予定しており,途中の設置駅は,岡山,広島等14駅となっている。山陽新幹線の特徴として,ずい道区間が約267キロで総延長の約47%を占めており,この中には,新関門トンネル(18.6キロ),六甲トンネル(16.2キロ)等長大トンネルが含まれている。
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