2 協同一貫輸送の整備拡充
(1) フレートライナー列車の新設
鉄道の持つ大量高速性と自動車の持つ機動性を組合せた協同一貫輸送方式としてのフレートライナーを東京・大阪間に5往復,さらに10月の改正で同区間に波動調整のため一往復を新設,また東京・名古屋間に一往復スタートさせた。
45年度はさらにこれを拡大増強するため4月1日東京・北九州間に一往復実施するとともに,10月1日から東京・岡山間にも1往復の列車新設を計画している。
輸送実績は東京・大阪間194千個,対前年比34%増,東京・名古屋間244個25%増ときわめて好調に推進している。
(2) 国際海上コンテナ貨物輸送の拡大
44年度は,神戸港に37.5トン橋型クレーン,西名古屋港甘よび品川駅に371卜ントラツククレーン各1基を新設し,専用貨車の効率的運用をはかつた結果,輸送実績は年間2,962個(対前年35%増)となつた。
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