2 経営内容


(1) 収益性

  自動車整備事業の収益性についてみると,工員1人当り総売上高は,243万3千円(うち工賃売上123万3千円)である。
  売上高対営業利益率は4.9%(前年5.5%),売上高対総利益率は28.1%(前年28.9%),売上高対経常利益率は5.4%(前年5.6%)と共に低下を示したが,これは売上高が増加したにもかかわらず,人件費をはじめとする諸経費の値上りがそれを上回つたためである。

(2) 生産性

  自動車分解整備事業における付価加値生産性の状況を44年度自動車分解整備事業実態調査の結果でみると,従業員1人当りの年間付加価値額は91万1千円であり,これに対する労働分配率(従業員給与÷付加価値額)は51%となつている。


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